ハ-トコース1
「すべて許されている」
その感覚、ある日あるとき、不意に起こります。まさに恩寵としか言いようがありません。
この世界をすべて包んでいるエネルギーのようなもの、それはひとつでも多でもない、無限のエネルギー。
もう広大無辺で、誰よりも信頼できる「父」であり、途方もなく優しい「母」でもあると言ってよいエネルギー。
そのエネルギーを、人々は『神』と呼んでいるのかもしれない、いや、きっと、これこそが『神』なんだろう……
そんなエネルギーの存在を感じたとき、強いメッセージが届くのです。
でも、そのメッセージを言葉にすることはできません。
時間にすると、一秒にも満たないようなほんの一瞬のメッセージ。ホントに「あっ!」です。
でも、これでは、メッセージをまだ受け取っていない方には、なんのことかわかりません。そこで、この「あっ!」を無理やりに紐解いて、つたないウリエルの言葉にしてみたいと思います。
あのとき、間違ってくれて、ありがとう。
あのとき、罪を犯してくれて、ありがとう。
あのとき、後悔してくれて、ありがとう。
あのとき、怒りを爆発させてくれて、ありがとう。
あのとき、恐怖に震えてくれて、ありがとう。
あのとき、絶望に打ちひしがれ、涙を流してくれて、ありがとう。
あのとき、悲しみで胸が張り裂けてくれて、ありがとう。
あのとき、不幸に必死で耐えてくれて、ありがとう。
あのとき、生きるのがイヤになってくれて、ありがとう……
思い通りにならないことばかり体験したけど、今日までよーくがんばりました。
でもね、あなたの流した汗と涙は、あなたと私に、どうしても必要なものだった。
パーフェクトだよ。完璧です。あなたは完璧にやってくれました。
今まで苦しい思いをさせてきたね。本当にありがとう。
もう大丈夫!
これから先は、全部、私が引き受けるから。
「信じる」は「疑う」と同じです。疑っているからこそ「信じる」のです。
頭は「疑う」ことしかできません。