L121 赦しが幸せへの鍵である
今日は赦すことのための練習をする。
それでは眼を閉じ、心の中にその人を思い浮かべ、しばらくその人を見つめてみよう。
その人のどこかに何らかの光を知覚してみようとしてみなさい。
それまであなたが一度も気づいたこのとのない小さな輝きである。
あなたがその人に抱いている醜い人物像から透けて輝いている小さなきらめきのようなものを見つけようとする。
その人物像の中のどこかに光が見えてくるまで見つめる。
それから、光がその人を包み、その人物像を美しく好ましいものにするまで、その光を拡げていく。
この変化した知覚をしばらく見つめ、それからあなたが友と呼ぶ人に心を向ける。
以前は敵であった人の周りに見ることを学んだその光を、この友へと移行させてみなさい。
その人を今、あなたにとって友以上の存在と知覚しなさい。
その光の中で、その人の聖性があなたの救済者をあなたに見せてくれるからである。
その救済者は救われていて、救うことができ、癒されていて全一である。
それからあなたがその人の中に見ている光をその人から与えてもらう。
そしてあなたの敵と友をひとつにつながらせ、彼らにあなた自身の与えたものを使ってあなたを祝福してもらう。
今、あなたは彼らと一つである。
そうして今、あなたは自分自身により赦された。
ヘッドホンから響くピアノの音
私は音になった
一音 一音が 私だった
空間で私は踊りながら
キラキラと光を放った