妄想劇場の終わらせ方
(ブログ記事より抜粋)
妄想劇場をバシンと寸止めするうえで、
最も有効的なのが、深呼吸である。
何回か、ゆっくりと深呼吸をしながら、
意識を目の前にある風景に戻すのだ。
聞こえている電車の音、眼前のコーヒーカップ、
なんでもいい、平和な今の空間へ、どっこいしょ、と
意識を自分側の〝いま〟へ持ってくる。
そして、思い出している物事にではなく、
肉体に感じている、ゾワゾワムカムカの気持ち悪さ
のみに集中しながら〝これ〟をそのまま放っておく。
やがて、それは上司に対する憎悪ではなく、
神に対する憎悪だったことが見えてくる。
それをただ兄貴と共に見つめ、消えてゆくものとして
出るに任せ、放出させてゆく。
耐えられない恐怖と絶望にのたうちまわっている時、
それは、好転反応というか、
消えてゆくからこそ感じる痛みなのだと…。
おかしな言い方だが、苦しいのは、
それが昇華され、消えていっている証でもあるのだ。
だから、苦しみを避けようとする必要はなく、
押しやって忘れようとする必要もない。
★なんと共振共鳴な記事でしょう。
自分の世界だから当たり前なのかもしれないけど・・・