幻想と真理
★不幸な夢が幻想であるならば、幸せな夢も幻想であるはず、
幸せな夢と実在との違いは?
聖霊は疑問という形で学ばせる
答えはすでに用意されている。
心理療法の限界
誰も自分の準備ができている範囲を超えて学ぶことはできないからです。
しかし、準備のレベルは変わります。そして、セラピストか患者のどちらかが次のレベルに到達したとき、彼らには、変化した必要性に適した一つの関係性が差し出されることになるでしょう。
もしかしたら、彼らは再び一緒になり、その関係をより神聖なものにして、同じ関係の中で前進するかもしれません。
あるいは、もしかすると、彼らはめいめいに、別の関わりの中へと入っていくことになるかもしれません。
次のことを確信してください。それは、各自が進歩するということです。
心理療法が創造的になり得るというのは、エゴが心に宿す誤りの一つです。すなわち、心理療法は本当の変化、したがって、真の創造性を引き出すことができるとエゴは考えるのです。
私たちが「救済の幻想」あるいは「最後の夢」について語るとき、私たちが意味しているのはこのようなことではありません。しかし、ここにこそ、エゴの最後の防衛があります。
このような解釈は、必然的に誤ることになります。なぜなら、そのような解釈は妄想だからです。
エゴが引き起こそうと求めている変化は、本当は変化などではありません。
それらは、単に、陰影がより濃くなっただけであったり、せいぜい陰影の模様が違った形になったものでしかないのです。
いずれにせよ、無からできているものが、新しいとか違ったと呼ばれることなどあり得ないことです。
幻想は錯覚でしかなく、真理こそが本物なのです。
★実在するのは真理だけ
もういいです
もういいです
赦します
聖霊におまかせします
壁を築いて必死で自分を守っていた。
あなたが守ってくださいますから
私はもう何もしません