夢
★はっと気がつくと、想念が流れっぱなしだった
無意識でいると、設定どおりの想念が流れっぱなしになっている
これを見逃さずに訂正してもらえば、苦しむ前に取り消されるんだ
いつも聖霊に意識を向けていよう
今日は目を閉じると、平安と喜びが湧いてくる
すべてに
感謝
T18-2 夢の基盤 - There Is No Spoon
夢の世界は、眠る前に見ていた世界を歪めて、単にあなたの好みに沿うように組み立てた姿でしかありません。
夢の起源には、怒りと恐怖心が蔓延しており、一瞬にして、満ち足りているとの幻想は、恐怖の幻想に侵蝕されてしまいます。
あなたは、現実に対して自分がしようとしていることが恐ろしいと認める代わりに、現実そのものが恐ろしいのだと空想するのです。
こうして、罪悪感は現実のものになってしまいます。
あなたが夢を見ている間は、あなたは、その世界が現実だと信じて疑いません。
しかし、その世界はここに、明らかにあなたの心の中にあるというのに、まるであなたの心の外にあるように見えています。
あなたは自らが、自分の代わりに夢の登場人物たちに演じさせていることに気づいていません。なぜなら、もしあなたがそのことに気づいたとしたら、罪は彼らのものではなくなって、罪を彼らに押しつけて満足するという幻想が消えてしまうからです。
あなたが目覚めそうになると、その夢は消え去ります。
あなたが目覚めて戻ったと思っている世界は、単にあなたが夢の中で見た同じ世界が、別の形をとって現われたものでしかありません。
あなたのすべての時間は、夢見ることに費やされているのです。
眠っているときの夢と、目覚めているときの夢は、違う形をしているというだけのことです。
どちらの夢も内容は同じです。
どちらの夢も、現実に対するあなたの抵抗であり、自分には現実を変えることができるという狂気の固定観念なのです。
あなたが目覚めているときに見る夢の中では、特別な関係は、現実ではない偽りにしがみついて、自分が目を覚ましてしまわないように妨害しようというあなたの決意だといえます。
あなたが、覚醒することよりも眠ることにより大きな価値を見出しているかぎりは、あなたが夢を手放すことはないでしょう。
聖霊は、自分の関係を聖霊に捧げたあなたを通じて、すべての人たちの目を覚まさせます。
その聖霊の感謝の気持ちを通じて、私も感謝していることに気づいてもらえたらと思います。
というのは、私たちはひとつの目的において結びついて、聖霊とひとつの心につながっているからです。
あなたの兄弟との関係は、もう、そんな願望など取り除かれた関係となったのです。なぜなら、あなたの関係の目的は、夢を見ることから真理を見出すことへと変化したからです。
あなたは、この目的の変化に確信が持てずにいます。なぜなら、あなたはこれも夢なのかもしれないと思っているからです。
あなたは、あまりにも多くの夢の中から選ぶことに慣れきってしまったために、自分がようやく真理とすべての幻想との間の選択を全うしたことがわからないのです。
あなたの関係の中に、聖霊は真の世界を優しく置いてくれました。それは幸せな夢でできた世界であり、この幸せな夢からなら、とても簡単に実に自然に目を覚ますことができます。
★聖霊の導きに感謝します
１８章Ⅱ
第１７～１８章
T17-2 赦された世界 - There Is No Spoon
あなたは、自分が赦す人たちがどんなに美しく自分の目に映ることになるか想像できるでしょうか。
これほどまでに美しいものを、あなたはこれまで、どんな空想の中でも見たことはないはずです。
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あなたがこの世界で見るものには、眠っているときに見るものであろうと起きているときに見るものであろうと、それほどの美しさに及ぶものは何ひとつありません。
そして、あなたがそれほどの価値を置くものはほかに何もないし、それほど大切に思うものもないでしょう。
あなたが喜びで自分の胸を高鳴らせたことを覚えているどんな思い出であっても、この光景があなたにもたらしてくれる幸福のかけらすらもたらしたことはありません。
なぜなら、あなたは神の子を見ることになるからです。
T17-3 過去からの影たち - There Is No Spoon
聖霊に、あなたの関係の中に秘められた美しさの閃光にかけられた覆いを取り去ってもらい、その美しさの煌きを見せてもらってください。
あなたはその美しさにあまりに魅了されるので、もう二度とその美しさを見失いたくないという気持ちになるはずです。
そして、あなたは、もっともっとこの美しさの煌きを見ていることができるように、煌きが関係を変容させるがままに任せることでしょう。
なぜなら、あなたはますますこの煌きを望むようになるので、煌きを自分から隠されたままの状態にしておきたくないとより強く思うようになるからです。
そして、あなたは、この美しさが見えるための条件を探し求めてそれを確立することを学ぶでしょう。
もしあなたが聖霊に、あなたの行く手を照らしてはっきり見えるようにその閃光をあなたの前に掲げてもらいさえすれば、あなたはこのようなことのすべてを喜んで行うでしょう。
神の子は一つのものです。
あなたは、自分の選ぶほうに美しさと実在性を授けることになります。なぜなら、その選択はあなたがどちらにより価値を置くかによって決まるからです。
美しい煌めきか醜いヴェールか、真の世界か罪と恐怖の世界か、真理か幻想か、自由か隷属か、いずれを選ぼうが、みな同じことです。
なぜなら、あなたには神を選ぶかエゴを選ぶか、それ以外には決して何も選択できないからです。
私の聖なる兄弟よ、私は、あなたが関わるすべての関係の中に入って行き、あなたとあなたの空想の間に割って入るつもりです。
あなたにとって、私との関係が現実のものになるようにしてください。そうして、私に、あなたが自分の兄弟たちの本当の姿を知覚できるようにさせてください。
あなたの兄弟たちは、彼らを通じてあなたが自分自身を傷つけることができるようにするために創造されたわけではありません。
兄弟たちは、あなたと一緒に創造するために創造されたのです。
これこそ、私があなたとあなたの狂気の目標の間に差し挟むつもりでいる真理です。
私から離れないでください。
そして、贖罪の聖なる目的を復讐の夢の中で見失ったりしないでください。
あなたから私に平安を差し延べてもらえるように、神の名によって私を中に入らせて、私があなたに平安をもたらすことができるようにさせてください。
★１７章に、こんなに美しい言葉が並べられているなんて、以前は気付かなかった
