T11-3 闇から光へ
光の中を歩みなさい。
そして、闇の同伴者たちなど見ないことです。
そんな者たちは、光の中で光から創造された神の子と旅を共にするにはふさわしい仲間ではないからです。
あなたは、神の御前に、傍らに闇に属する者たちを伴って入ることはできません。
けれども、あなたは自分ひとりだけで入ることができるわけでもありません。
あなたの兄弟たちみんなが、あなたと一緒に入らなければなりません。
なぜなら、あなたが兄弟全員を受け入れるまでは、あなたは神の臨在へと入ることができないからです。
というのは、あなたが完全にならないかぎり、あなたには全体性を理解できないからです。
また、もし子が大いなる父の全体性を知りたいと望むなら、神の子のどの部分も除外することはできないからです。
あなたの心の中で、あなたは神の子全体を受け入れることができるし、あなたの大いなる父が神の子に与えた光で神の子全体を祝福することができます。
★朝から「私は全体から来た」という言葉がきていた。
・・・・・・・・・・・・・・・
これは(トマスの福音書)六十一項から抜き出した言葉なんだけど・・・・。
──わたしは全体であるものから来た。
わたしは「父」から与えられている。
ゆえに言う。
全体であれば光で満たされるが、ばらばらであれば闇に満たされるであろう。
さっきの話に戻ると、言い換えれば、あなたがたは両方ではありえないってこと。少しだけ全体であるなんてことは、少しだけ妊娠しているのと同じで不可能なのよ。忠誠の対象は分割できない。ただ神にだけ心を注ぐべきなの。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★神の使者だったんだ・・・
「全体であるものから・・・」か・・・