T2-3 祭壇はどこにある?
T2-3 祭壇はどこにある? - テキスト第2章(分離と贖罪)
修復された神殿の祭壇が開かれると、あなたの内部には、あらゆる分離の思考に対して効力を発揮するひとつの防衛装置が蔵され、あなたは完全に傷つくことのない存在とされます。
こうすることによって分離は癒されるのです。
最終的には、これが霊的な視力を再び覚醒させ、それと同時に肉眼への依存度を弱めます。
霊的な視力は内面に目を向けて、すぐに祭壇が穢されているのを認め、祭壇が修復と保護を必要としていることを認識します。
霊的な視力は、正しい防衛の仕方を完全に弁えているので、他のあらゆるものを無視して誤りを越えて真理を見通します。
霊的な視力は、その力強さのゆえに、心を霊に奉仕する状態へと導きます。
こうして、心の力は回復されます。
そうなると、その心は、先延ばしをすることはただ無駄な苦痛を増すことにしかならないとわかってくるので、どんどん遅れを取ることに耐えられなくなってきます。
その結果、心は、かつてはまったく些細なこととみなしていた不快感の侵入に対しても、ますます敏感になっていきます。