私は駅ピアノ

↑ハイハイ

からっぽの身体。

つぎからつぎに、さまざまな思いが流れ去っていく。

昨日NHKで放送されていた駅ピアノみたいだ。

通りすがりの人がきていろいろな音を奏でる。

常連の人、たまたま旅行で訪れた人、なかにはプロの人もいる。

だからさっき自我候のことを言ったかと思うと、つぎには崇高な言葉をはく。

これでいいのだ（バカボンパパ）

それはわたしではない。

私はピアノだと思い込んでいる。

そして、あなたのこともピアノだと思っている。

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