言葉録

苦しいとき、辛いとき、悲しいとき、どうしたらいいかわからなくなってしまったとき、そんなときにパッと開いて自分を救う言葉があればいいなと思い、本や他人様のブログから(勝手に拝借して)載せています。m(_ _)m

焦がれつづけた幻の人

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 ♪~悲しいほどに 焦がれ続けた
幻の人が 今 きっとあなたを抱きしめている~♬
 
 
邪馬台国の伝説は読んだことないけど、
この歌の、この歌詞を聴くと、
胸の奥から、切なくて懐かしいなにかが呼びかけてくるようだ。
 
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T-21-1-6  忘れられた歌
耳を澄ましなさい。おそらくあなたには、完全に忘れ去ってはいない太古の状態を思い起こさせるかすかな印を捉えることができるはずです。
それは、ぼんやりとしたものかもしれませんが、まったく馴染みのないものではありません。それはまるで、題名はずっと昔に忘れてしまって、どんな状況で耳にしたのかもまったく思い出せない歌のようです。


あなたはその歌の全部を覚えてはおらず、誰とどこで耳にしたかといった特定の事柄と結びついてすらいないほんのわずかなメロディーの断片しか思い出せません。


しかし、そのほんのわずかな部分から、その歌がどんなに美しいものだったか、自分がその歌を耳にしたときの情景がいかに素晴らしいものだったか、そこで自分と一緒にその歌を聞いていた人たちのことを自分がどれほど深く愛していたか、そうした記憶をあなたは思い出します。

 その歌の音色は重要ではありません。

 しかし、あなたがその歌を覚えていたのは、メロディーそのもののためではなくて、そのメロディーが、涙を流さずにはいられないほど自分にとって大切だったのものを穏やかに思い出させてくれるからです。



あなたには思い出すことができます。しかし、あなたは、その時以来、自分が学んできた世界を失うことになると信じているので、思い出すのを恐れています。


それでも、あなたは、自分が学んできたこの世界の中にあるどんなものも、自分が思い出すことの大切さには遠く及ばないものだということがわかっています。


ずっと以前にあなたが知っていた太古の歌、それ以来自分で自分に大切にするようにと教えこんできたどんなメロディーよりも、もっと大切にしていた歌を思い出せるかどうか、耳を澄ましてみてください。
 
あなたは太古の歌を知っています。それも、申し分なく知っています。

神の子が今なお大いなる父に向けて歌う、この太古の愛の讃美歌ほど、あなたにとって親愛なるものは、これからもほかに何ひとつないでしょう。