世界の奴隷
昨日は台風の影響で夜は大雨だった。
仕事に行くときは少しの雨と横風ぐらい。
でも建物の中に入ってしまうと外の状況はぜんぜんわからない。
私は9時に定時で帰ることが強迫観念のようになっている。
でも昨日は仕事が(ちかちかするような模様の生地で縫っていても糸が全然見えない。
何度も縫い直したり、縫うと糸が途中でなくなって、ほどいて最初からミシンをかけ直したりと、)ことごとくうまくいかず、どんどん焦ってきた。
うわ―焦ってる。
とわかっていてもどうしようない。
そんなときにふと出かける前に読んだ本の一説が浮かんだ。
何かに鎖でつながれているということは、それに依存しているということだし、つまりは自分をその奴隷にしているのよ。 #本
— 約束 (@i_chie_) June 28, 2019
そうだった、そうだった。
時間という鎖に縛られ、心配している家族に縛られ、
私はこの世界の奴隷になっているんだ。
それで、取りあえず電話をして遅くなることを伝えた。
一時間ほど遅れて帰ろうとしたら、雨はほぼ止んでいたが、駐車場は水たまり状態。
水たまりの中をチャポチャポと歩いて車に乗り帰った。
後でわかったことだが、ちょうど定時に帰る時間は大雨で前も見えない状態だったので車を運転するのは非常に危険だったらしい。
そうだったのかぁ~
起きていることをもっと信頼することも必要だったんだなぁ。